2016/12/21

アトリエ・ニッツ日本語翻訳版テストニット、Askews Me Shawl セクション1まで



久しぶりの更新になってしまいましたが、
日本語翻訳パターンを販売されている、アトリエ・ニッツさんのテストニットの続きと経過です!
Stephen West氏のパターン、"Askews Me Shawl"ですが、今日の画像はセクション1が終わって、次のセクション2を少し編み始めたところです。
独特のフォルム、形がもうすでに始まってますね^^
もう最初からワクワクの連続ですが、編み進むとよりその個性的なデザインを目の当たりにして、癖になってしまいそうな楽しさです♪

近くで見るとこんな編み地です。
ブリオッシュ編みと言われるWest氏の代表的な編み方なのですが、こんなに鮮やかで個性的なカラーも裏地の編み糸とミックスされて、なんだかお行儀良くまとまってる感じがします。そして触れ心地は暖かくてふっかふか! 冬の編み物には大変ありがたい感触ですね^^

その裏側はどうなっているのかというと、2タイプの糸を使って編んでいます。
手前の青の方は、SHIBUI KNITSBaby Alpacaベビーアルパカ100%のやんわりふわふわな毛糸。そのため、ブリオッシュの編み地でもその柔らかでくたくたした気持ちいい感触になります。
オレンジの方は、MadelinetoshPashminaで、メリノ&シルク&カシミヤのこれまた柔らかでソフトタッチの毛糸。シルク混で艶々してます♪

表のカラフルなThree Irish Girls, Kells Sport はソックヤーンでしっかりした感触なのですが、そこにこの2種の柔らかデリケートヤーンと絡めると、とてもいい具合になるんです^^  しっとり柔らかでふかふかのフワフワ。また濡れても乾きやすそう♪  お洗濯しやすそう♪♪(→ブランケットとしても日々使う気満々)

それからブリオッシュ編みは、その裏側に来るカラーによって表のカラーの雰囲気も変わる面白さがあります。私の今回のショールは、ベースになる表のカラーは最後まで同じなのですが、裏地を青からオレンジに変化させると表のカラフル糸の印象が寒色系〜暖色系に変化します。ベースのCornucopiaがいろんな色を含んだカラーだけに、合わせる色により寒色系・暖色系どちらかに引っ張られる感じです。

私はこのショールでどんな風にこの2色を裏地で展開するかを考えた時に、ちょうど背中から腰に当たるあたりが暖かい感じに見えるといいなぁと思い、ショールの中あたりにこのオレンジカラーを入れました。  表から見るとちょうどその部分に熱がこもったように明るく見えてます。そうそう、現在はオレンジのカラーが終わって再びブルーグレーに戻って、セクション2のリピート終盤まで終わりました^^
もうここまでくるとかなり大きい&それなりの重さがケーブルの上にあり、一段一段に時間が掛かるようになってきました。

年内完成を目指しているので、年末はなかなか忙しいのですがモバ編み&就寝前編みで頑張ります〜!