2016/02/04

編み物と家族


編み物とはあまり関係のないことなのですが、、私の大切な家族が亡くなりました。

昨年の秋あたりから急に体調を崩し、もう長くはないとお医者様より診断を受けてから、
家族みんなで交代しながら私も時間の許す限り看病を続けていました。回復を願って家族みんなで応援をして、お医者様に言われたよりも少し長く生きてくれました。
入退院後に年末年始は自宅で過ごし、以前にも書きましたが皆でとても良い楽しい時間を過ごしました^^  今更ですが、あの時間を過ごせて本当に良かったと思いました。

私も覚悟はしていたので当日はひどく落ち込んだりもせずにすんでいたのですが、それまでは正直ちょっと編み物のペースは落ちてましたね…^^;
自分では自覚してなかったのですが、結構響いていたのかもしれません。ここ数ヶ月、何か落ち着いて編み物ができませんでした。その編み物も彼女は私にとってマスターなので、私の編んだものを見ていつもアドバイスをくれたり喜んでくれたり結局いいことしか言ってくれなかったです、笑。
私にと編んでくれていた今年の新しい靴下は、ちょうど片一方しか完成してないのにもう片方はどうするんでしょうね…編み方を教えてもらってません…、いよいよ来年は私も自分で靴下を編まねばならなくなりそうです。(編んでくれる人がいなくなっちゃったので)

彼女に編んであげたものはみんな一緒に贈ろうと思います。
あのショールとか帽子とか、いろいろ。
彼女の使っていた編み物道具はそのまま私が引き継いで、大切に使おうと思いました。相当な古いものなんですが今も丈夫で現役でした。

寂しいけれど家族も少しほっとしていて、私もようやく落ち着いて編み物できそうです。初めて身近な家族の死を迎えたのですが、思っていたよりもずっと穏やかで大丈夫でした。


なんだか自分への記事になってしまいました、、、


これからとても楽しみな編み物の予定があり、いいものが編めたらいいなと思っています。それについての記事もまたすぐに書こうと思います^^