2016/01/27

The Uncommon Threadで編んだ、Isabellさんのravello


昨年末にいくつか完成したprojectのおさらいになります、、(時間が結構過ぎてる…)
ニットデザイナーIsabell Kraemerさんの秋冬のKAL参加で編んだ、
ravello by Isabell Kraemer できました^^



使用糸:The Uncommon Thread Singleton (Breath), The Uncommon Thread Heavenly Fingering (Zitouni), The Uncommon Thread Merino Silk Fingering (Nimbostratus)

糸の太さは3色いずれもFingering 中細なのですが、素材を変えることで質感の違いが楽しめます。明るいグレーのBreathは撚りのないsingle plyのメリノ100%で、毛糸らしいふわふわあたたかな感触。tosh merino lightによく似ています。抹茶のような渋いグリーンのZitouniはアルパカ&シルク&カシミヤのミックス糸で、メリノ糸と比べるとふんわりと柔らかく繊細です。糸も若干細めです。見頃の大部分を占める濃いグレーのNimbostratusは、メリノとシルクの定番コンビで他の2種とは違いかなりの艶とスベスベの気持ちいい肌触り。光にあてるとここだけとくに艶艶なのがわかります^^


3種ともに手染めの斑があって、それがまたとても私好みのニュアンスのある編み地になってくれました。最初の明るいグレーのBreathは、ホワイトグレーの中にポツポツ濃いグレーが混じっていて、最初は豆餅みたいだなと思いました。ボーダーのグリーンZitouniにも色の出具合に濃い薄いがあって、ボーダーそのものに表情が出て面白いです。また、ボーダーベースの Breathと比べて糸が細いので、ここの部分は編み地の表面もボコボコした感触で面白くなりました。 わずかな差なので、画像で見る限りではあまりわからないのですが、手にとって触れるとボーダーに沿って段々になっているのがわかります^^ 艶々メリノシルクのNimbostratusにもしっかりと斑はあるのですが、そこはThe Uncommon Thread、いつもながら斑の加減が絶妙〜!くっきり境界線のようにならないのが素晴らしいです。他のprojectで3カセ1色で編んだものでも、色がちゃんと1つに繋がってまとまってくれて、ここの糸だと安心して編めるんですよね。そういうところがとくに好きなブランドです。


今回このprojectを編むにあたって、イメージして色&糸選びをしました。私の考えたイメージは、日本庭園。石庭です。濃いグレーのNimbostratusが石と岩。艶めいた素材にしたのもそのためでした。明るいグレーのBreathは砂のイメージ。偶然にもいい具合に濃いグレーが混ざっていて、より砂っぽいというか小さい砂利のような感じになりました。そして抹茶グリーンのZitouniは苔。実際にもアルパカなどの毛で質感が少々毛羽立っているところがリアルで笑ってしまいました。 日本庭園の石庭などでは苔類はわずかに所定の場所のみある感じなので、Zitouniもこのボーダーの箇所のみ、というのもちょうど良かったです^^


以前からなんとなく日本風や和を意識したものに興味があり、米国で暮らしていた時にも禅というセンスに惹かれたりしていました。和風モダンが好きで、日本から家具や生地を送ってもらったり、また当時は友人が盆栽の小さな赤松を育てていてすごく羨ましかったのを覚えています。(NYで売っていると聞いて、すぐに買いに行ってみたけれど見つかりませんでした。。)そして私自身が日本人であることをとても誇りに思っているので、チャンスがあればすぐ作品を和風に持っていきたくなるのかもしれません^^

パターンはいたってベーシック、Isabellさんらしいtop-downのプルオーバーで、とても編みやすくて着やすい仕上がりです。定番型のプルだし、こちらも長く着られそう。色や糸を変えていくつもバリエーションで編むのもいいですね。最初は別案でグレー2種にピンクという考えもあったので、そういうのも可愛いかもしれないです^^ こちらもravelryでproject数がとても多いパターンなので、他の方の作品も見ていてとっても素敵♪ また、The Uncommon Threadの糸の素晴らしさを再確認できたprojectとなりました♪♪